圧迫面接 | 公務員になりたいーっっ!

圧迫面接

唯一経験した、圧迫面接について書こうかな、と思います。


まずは、

自己PRを聞かれました。

(よぉーし、自己PRはおてのものだぜっ!)

そして、

ここでは、自己PRには一切触れられず、志望動機へ。

(ここも、履歴書に書いたものをちょっとかいつまんで、すらすら話す)


ここらへんから、不穏な空気が漂いはじめます。

「あなたのやりたいことができる、施設をできるだけ挙げてください」

(ぽかぁーん)

あたしは、結局1つも挙げられませんでした。

1つ思いつくものを言ってみたのですが、どうやら間違っていたようです。

ちなみにあたしは、

「勉強不足でした、帰って調べておきます。申し訳ありません」

と言いました。

申し訳ありません、と、本当に申し訳無さそうに言ったあたしに、

面接官は、ちょっと笑っていました。とほほ。


そして、

ここから、志望動機の一言一言に対して、細かく聞かれました。

「何でその分野に関わりたいの?」

「その分野が重要っていうけど、どういう意味で重要なの?」

「へ?それって、どういう意味?」

「うーん、こっちの質問とそっちの答えがかみ合ってないんだよねー」

(た…たすけて…)

もう、ここらへん、喉からっからです。

もっと、色々精神的にやられることを言われたのですが、

とっさに、頭の中でデリートキーが押されたようで、あまり覚えていません。

ずぅっと、首をかしげられました。

こっちも、何を言ってるかわからなくなって、首をかしげたくなりました。


「うちじゃなくて、市役所に行ったら?」

このセリフ、20分間に何回聞いただろう。

いやいや、市役所、1次試験で落ちてますから…、って、

何度、突っ込みたくなったか…(笑)


そして、最後は、

自己PRについて、怒涛のツッコミ。

要は「あなたの言ってることって、ウソでしょ?」みたいなことを、延々と言われました。

ただ、この自己PRバージョンの圧迫面接は、かなり新鮮でした。

だって、何を言っても、

「本当なの?」

って、言われちゃうんですもの(笑)

そのたびに、どんどん具体例を出していって、

(いつになったら、あたしのことを信じてくれるの~~)

と、半泣きになりながら、答えてました。


これで、面接は終了でした。

聞かれたのは、自己PRと志望動機、そして併願先、この3つのみです。

どうやら、成績開示をしてみたところ、

このいっぱいいっぱいな面接が評価されていたみたいなので、

面接って、何が何だかさっぱりです。


あたしの受けたこの面接が、

圧迫面接、というほどのものではないかもしれません。

正直、面接を受けているときは、

これが圧迫なのかどうかは、考えてる暇ありませんでしたしね。


ただ、

やっぱり、いつもの面接とは違うな、とは思いました。

そういうときは、もう開き直るしかないのかな、と思います。

あたしは、とにかく印象として、明るく笑顔を絶やさない子だと思ってもらえるように、

スマイルスマイルで、乗り切りました。


あと、

これは、全くの思い込みなのですが、

最後に、「失礼します」と言って顔をあげたときに、

面接官の全員と目が合って、しかも、向こうが笑っているときは、

面接がうまくいったんだな、と思っています(笑)

ドアを閉めるまで、

会場を出るまで、

家に帰るまでが面接ですからね!



というわけで、

面接実況中継をお送りしました。